「ECO」
先日、関東甲信地方が梅雨入りした。
例年より遅い梅雨入りで、今年は梅雨の期間も
短そうだという話である。
さて、この日は梅雨の中休み。
雲間からわずかに陽光が差し込む中、
チェルトの森ではこんな「ECO活動」が
行われた。
強い紫外線も雲に阻まれ、カラマツ林の中
一致団結。
管理事務所の方が発起人となり、
有志の方の協力の下、別荘地内のオオハンゴンソウの駆除。
別荘地内エントランス付近。素人のパッと見では判りにくいが。
高さ30センチ程。ギザギザの葉っぱに特徴がある。
スコップなどで根を断ち切り、軽く引き抜く。
外来生物法により特定外来生物に指定されている
この植物。
夏になると黄色い花をつけ、背丈は2m程にも成長し、
根はクワが曲がってしまうほどに強く、種子ではなく
地下茎からも繁殖。
生命力が強い為、在来種の生態系にも
影響を及ぼしてしまうそうだ。
いま、なにかと話題の「ECO」という言葉。
TVなどでも頻繁に耳にするが、
自然豊かな環境の中で生活するからこそ、
自然の保護、地球環境を考える…。
地球環境などというと不相応な大きなテーマだが、
自然を守るちょっとした「ECO」は
実はどこにでもあるように思う。
生活の中で、自分に出来る範囲で。
一人一人が少しずつ環境を意識する事、
それが「ECO」ではないだろうか。
まずはゴミの分別に気をつけようと思う。