まだ遠い春の足音
暖かくなってきたと思ったら真冬の寒さに戻ったり、今年は3月下旬になってもなかなか春の足音が聞こえてこない。
雪の日もあり、陽が高く登る前の森は、白い雪をまとい幻想的だ。
八ヶ岳をはじめ、中央アルプス、北アルプスの山々は真っ白。
澄みわたる青空の下で白く輝く稜線は美しく、長い冬もまんざら悪くないと思ってしまう。
春が遅れているといっても、昼間はそれなりに気温が上がるようになってきた。
陽当たりの良い場所は雪が溶け、幹線道路の積雪は気にならないレベル。
除雪車が作業しているので冬用タイヤを履いていれば走行できる。
関東、東海、近畿地方の太平洋側では、桜が咲き始めているが、蓼科はまだまだ雪の花。
長い冬が過ぎてやってくる春は、きっと格別なはず。