今世紀最大の・・・。
2009年7月22日、今世紀最大の天体ショー
とも言われている、皆既日食の日である。
ここ、蓼科近辺では部分日食しか見られないそうだが、
それでも太陽が欠ける神秘的な出来事を是非この目で
見てみたい…!
と思っていたのだが。
AM10:30頃の空模様。
どんよりと厚い雲に覆われた空。…太陽はどこですか?
先週14日に関東甲信地方の梅雨明けが発表されたが
この一週間晴れたのは2日間ぐらい。
厚い雲に覆われ、時折雨が降る天気が続いていた。
完全に諦めかけたAM10:50頃、奇跡が起こる。
約1分間、薄い雲から半月のようなシルエットが!
最大に欠けるであろう予想時刻近く、
厚い雲から一瞬薄い雲に。
薄雲越しなので逆に肉眼でくっきり確認できた。
半月〜三日月のようなシルエット。
慌ててカメラを携えシャッターを切るも画面は真っ白。
着ていた紺のジャケットを脱ぎ、そのジャケットごしに
シャッターを切ったものが上の写真である。
写真でいうと太陽の右側から食が起きている。
若干ではあるが、欠けているのが判るだろうか。
皆さんのお住まいの地域では、どのように観測できたのだろう。
高原の夏は短い。お盆を過ぎると
とたんに涼しくなる。
そう考えると残りは約3週間くらいだろうか。
この夏、思い出の1ページ。