八ヶ岳のカタチ
富士山のカタチってどんなカタチ?
こう訊かれたら大概の人のイメージは一緒だろう。
台形というか、三角形の頂点の部分を切り取ったような、
そういったカタチを思い描くのでは。
山梨県側からも、静岡県側からも、
恐らくは、どこから見ても富士山と認識できるであろう。
さすがに日本一の山、である。
では、八ヶ岳のカタチってどんなカタチ?
そう訊かれたら、おそらく皆さんのイメージしている
カタチは、千差万別。異なるカタチだろう。
今回はエコーラインの始まる富士見町、乙事付近から、
チェルトの森までの道中、直線距離にして約10?。
車を停めつつ八ヶ岳を撮影。
ふと気づいた時にはすでに
違う表情を見せている山々。
乙事付近にて。なだらかな稜線を見せる編笠山と西岳。他の山々はその陰に隠れている。
立沢付近にて。微妙に阿弥陀岳?の白い頭が見える。左のくぼみは峰の松目か。
原村と富士見町の境界付近。阿弥陀、赤岳、横岳から硫黄岳あたりまで見えてきた。
蓼科自由農園付近。角度が変わり急激に西岳の陰から権現岳の山々が顔を出した。
一番塚信号機すぎ。硫黄岳、赤岳が判りずらいものの、八ヶ岳を一望。
チェルトの森別荘地内にて。
複数の山々から成る八ヶ岳連峰。
角度によってその見え方が変化する。
それにより、富士見町、乙事の付近の方は、
なだらかで、穏やかなイメージだろうし、
茅野市にお住まいの方などは
荒々しく雄大なイメージではないだろうか。
八ヶ岳のカタチってどんなカタチ?
人により異なるの八ヶ岳のカタチ。
それは自分にとっての原風景。ふるさとのカタチか。