標高1,200mオーバーの涼風、猛暑時代の避暑地。

2021/07/21/ 9:50:32
カテゴリー:四季の彩り・ビュースポット

梅雨開けするやいなや、厳しい暑さに見舞われている日本列島。温暖化の影響なのか、長野県も気温が年々上昇しており、標高が1,000m以下の茅野市街や諏訪では、30℃を超える日も珍しくなくなってきた。

「蓼科高原チェルトの森」は、標高1,200mから1,400mの八ヶ岳山麓に広がっており、茅野市街から上ってくると体感気温が明らかに違う。木陰は天然のクーラーのように涼しい。

避暑地として有名な「軽井沢」は、「想像していた以上に暑い」と聞くことが多く、標高を調べてみると940mと思っていたほど高くなかった。

猛暑が当たり前になってきた昨今、標高1,200m超えが避暑地選びの目安になるかもしれない。

また八ヶ岳西山麓は涼しさだけでなく、湿度の低さでも定評がある。林間にそよぐからっと乾いた風は、この上ない爽快感。高温多湿な日本の夏を忘れさせてくれる。蓼科の夏を知ってしまうと、都心に帰りたくなくなってしまうのが、唯一の悩みだ。

 

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