雪の洗礼、冬は冬らしく
首都圏の広範囲で一日中雪が降り続いた2月3日、
蓼科高原も大雪に見舞われ、森も畑も街も真っ白。
暖冬傾向だった1月上旬が嘘のように冷え込んでいる。
上/カメラのストロボで輝く雪・八ヶ岳ズームラインにて 下/八ヶ岳エコーライン・上里付近
標高1,300mほどの別荘地周辺で、
これだけまとまった雪が降ったのだから、
八ヶ岳の山頂近くは、さらに深く雪が降り積もり、
雄大な雪原に樹氷がきらめく幻想的な風景が広がっているはず。
そこで翌日の2月4日、晴天に恵まれたので
標高2,000mオーバーの八ヶ岳の中腹へ出かけてみた。
とは言っても、過酷な雪山登山を敢行したわけではなく、
ピラタス蓼科ロープウェイを利用したお気軽雪山ウォッチングである。
上/ピラタス蓼科ロープウェイの山頂駅近隣・坪庭付近の雪原
チェルトの森からピラタス蓼科ロープウェイの山麓駅までクルマで約30分。
ロープウェイで山頂駅まで約7分。
1時間未満で、標高約2200mの別世界へ行けるのだ。
ただし、風景同様に気温の低さも別世界。
ロープウェイを下りた瞬間、マイナス10度以下の寒気に包まれる。
気軽に行けると言っても、防寒対策は徹底したい。