いよいよ冬本番、白い八ヶ岳が待っている。
早いもので師走も半ばとなり、朝晩の冷え込みが激しくなってきました。
深く積もるほどではないものの雪が降り、辺り一面が白く染まることもしばしば。
八ヶ岳は雲から顔を出すたびに積雪量が増え、冬本番の装い。
蓼科をよく知る人は、「冬の景色が一番美しい」というが、ピンッと張り詰めた空気のなかで白く輝く荘厳な山並みを眺めていると、「たしかに」と思う。
雪山の風景に惹かれて冬の蓼科へ出向くことが多いが、その際気になるのが冬期も営業しているショップ情報。別荘地近隣のレストランに中には、12月に入って冬期休業する店もでてきた。
地元の方が利用しているスーパーマーケットやコンビニエンスストア、野菜直売店は、冬も休むことなく営業しているので生活に不便はないものの、小腹がすいた時ふらっと行ける飲食店があると何かと助かる。
パスタが食べたい時によく行く八ヶ岳エコーライン沿いの『花&茶(かちゃ)』さんは12月も営業中で、年末年始は元日以外休まず営業するとのこと。(※2018年1月10日以降は休業予定)
石臼挽きした長野県産小麦2種類をブレンドした手打ち生パスタを、セロリ、ニンジン、リンゴ、トマトなど地元野菜を使ったソースをからめていただく生パスタは、『花&茶(かちゃ)』でしか味わえないもの。
生パスタというとモチモチした食感が持ち味だが、この生麺はコシが強く歯切れの良さが特徴。野菜の風味を活かした濃厚なソースとの相性が抜群でクセになるうまさだ。
食後にいただくサイフォンで淹れた珈琲も、温もりがあって冬にぴったり。
そして同じくエコーライン沿いの『たてしな自由農園』直営レストラン『808 Kitchen&table』は冬期間通常営業しており、ベーカリー&レストランが利用できる。
エコーライン・尖石考古館西交差点の『café&restaurant attaca(アッタカ)』も冬期営業中。
”アッタカ”の名の通り薪ストーブで暖められたポカポカのフロアで、信州鶏のグリルや信州牛のシチューなど、地元食材を使ったオリジナルメニューが味わえる。
冬の蓼科はオフシーズンというイメージがあるが営業している店も増えてきた。年末年始の休みもさほど不便さを感じることなく滞在できる。