八ヶ岳初冠雪!爽秋の山麓ドライブ
都市部の緊急事態宣言が解除され、八ヶ岳山麓への来訪者も少しずつ戻ってきた。
原村の「八ヶ岳農場」で、観光バスを見掛けるのも久しぶりだ。
八ヶ岳を望む芝生の広場でくつろぐファミリーや学生たちを見ると、日常に戻りつつあることを実感する。
今年の秋は暖かく、ついこの間まで日中は半袖でいられるほどだったが、10月の後半に入り朝晩の冷え込みが増してきた。
うっすら雪化粧した八ヶ岳の稜線は、澄み渡る青空に映え、実に美しい。
山麓の鉢巻道路や八ヶ岳ズームラインを走っていると、八ヶ岳の山容は刻々と変わり、色々な表情を見せてくれる。
南麓の清里方面まで足を伸ばしてみたところ、山梨県側の八ヶ岳に冠雪はなし。標高2,899mの最高峰・赤岳の岩肌にも雪らしきものは見えなかった。
「山梨県立八ヶ岳牧場」の牧草は青々としており、初秋のよう。
南麓の山梨県側と西麓の長野県側で、景観がガラッと変わる点は八ヶ岳の醍醐味。
季節の変わり目の八ヶ岳周遊ドライブは、格別だ。