日本の中心・超パワースポット『分杭峠』その2
では、日本最大級のパワースポットとの呼び声が高い分杭峠“ゼロ磁場”へ向かおう。
麓の駐車場を出発し、細い峠道をシャトルバスに揺られること約15分。標高1,424mの『分杭峠』に到着。
木立に囲まれた駐車場から少し降りると最初に発見された「第1の気場」があり、意外に整備されていて少し拍子抜け。
しかし、さらに奥深く進んだ場所に中国から招かれた気功師が道なき森に分け入り発見したという「第2の気場」がある。
そこは、急斜面に木組みのベンチが雛壇のように設置されており、バスを降りた我々一行はそこに腰掛け、諏訪大社のある北方角に向かってじっと佇む。
どれくらいの時間が経ったのだろう。静寂な気のトンネルに包みこまれているような感覚。異空間を彷徨ったかのような気怠さを抱え「第2の気場」を後にした。
「第1の気場」まで戻ると、誰がなんのためにやったのか石積みがある。地中から立ち上る磁場のパワーをシンボライズしたのだろうか、石積みの先には中央構造線の深い谷がまっすぐ伸びている。
さてこのゼロ磁場ポイントは、本当に方位磁石がくるくる回るゼロ磁場なのか?実証してみよう。
方位磁石を取り出し見てみると、針が右へ左へクラクラ揺れまくり静止しません。正真正銘の特異点“ゼロ磁場”でした!
しかも地面に手をかざすと指先にピリピリと電気が当たるような感覚がしたり、石ころから熱を感じたり。超現象を体感できる。
目に見えないが、この真下の地中深くから中央構造線の地磁気のパワーが立ち上っていると思うと感無量だ。地球の神秘の力を感じずにはいられない。
厳しい冬を迎え、分杭峠は来春まで封鎖されるとのこと。来春の雪解けを待って再訪し、さらなる地磁気のパワーを体感したいものです。