晩秋、そして冬へ。
標高が1,000mを超える八ヶ岳西麓は、田植え時期が遅いため稲刈りも遅い。
10月から収穫されはじめた稲が、晩秋を迎え新米として店頭に並びはじめる。
なかでも茅野市・米沢地区は、
地名に〝米〟が付いていることからも分かるように、
諏訪地域屈指の米どころで、
その昔、諏訪高島藩の献上米として納められていたという。
八ヶ岳や霧ヶ峰からの湧水と有機質の多い土壌に恵まれ、
我が国を代表するブランド米に勝るとも劣らない
良質なお米が収穫できるとのこと。
美味しいお米を育む大地に感謝し新米を味わうことも、
晩秋の楽しみのひとつだ。
秋の収穫が一段落すると、季節は一気に冬へ。
八ヶ岳は雲を被る度に白く雪化粧し、
荘厳な山並みを見せてくれる。
そして、リビングの主役は薪ストーブへ。
冬の楽しみが、いよいよはじまる。