爽やかな、清々しい“信州そば”発見!
信州蓼科は、言わずと知れたそば処だ。
蓼科に来たからには“うまいそば”を食べたくなるものである。
だがいたる所にそば店があり、どこへ入っていいのやら…。
そば処なのでどの店もそれなりのレベルは保っているが、
なんだか物足りない。
どうせなら、他では味わえない新鮮な感動を求めたいものである。
そんなことを考えながらクルマを走らせていたら、
エコーラインの槻木大橋近辺で、
ちょっと変わった名前のそば店を見つけた。
その名は“傍/農家食堂”。
農家の傍らってなんだ?農家のための食堂なのか?
好奇心がそそられてお店に入ってみたら、
自家製手打ちそばと地元の無農薬野菜の料理をウリとするお店でした。
食したそばは、白い更級そば・茶色い田舎蕎麦ともにそばの香りが美しく、
歯触り、喉ごしがとっても上品。
普通のそばつゆの他に柑橘系つけダレが付いており、
これがとっても爽やかで夏にぴったり。新鮮な味覚でした。
傍の店名とリンクするかのように、
傍らに古い蔵があって、
お洒落系の古民家風カフェにも見えるが、
雰囲気優先ではなく“味”で勝負するお店でした。
信州そばの基本をおさえつつも新たな提案を試みる。
そんなフレッシュな姿勢が気持ちいい
“傍/農家食堂”さんでした。
また行こ!