蓼科で、ハード系パンのある生活。
パンと一言でいっても、フランス系、ドイツ系、昔ながらの日本のパン屋さん系などいろいろあるが、最近、ハード系のフランスパンの人気が高まっているらしい。日本でポピュラーなのは食パンやロールパンなどのフワフワ系のパンだったが、都内には行列のできるハード系のパン屋さんがたくさんあるという。
そんなハード系パンの人気は茅野にも訪れ、パン愛好家たちが諏訪大社前宮の近くにある『ブーランジェリー リュミエール』に足繁く通っているとの情報を耳にして、早速出かけてみた。
訪れたのは関東甲信越が大寒波に襲われた北風吹きすさむ荒天の日だったが、『ブーランジェリー リュミエール』には、続々とお客さんがやってきていた。開店後間もない午前中だというのに、バゲット・バタールなどのプレーンのフランスパンはすでに売り切れ。しかしながら、ベーコンやオリーブ、ナッツ、レーズンやクルミなど具材を盛り込んだフランスパンが何種類も並んでおり、バリエーションの豊富さに驚くばかり。
どれにしようか迷った末に選んだのは、岩のようにゴロンとした形の「ロシェ」。ベーコン・チーズ・オリーブを贅沢に包み込んで焼いたフランスパンだ。生地は噛みしめるほどに小麦粉の風味が鼻に抜け、甘みがじんわりと広がる自然な味わい。そこに合わさるオリーブの香りと具材の塩気が絶妙! とても美味しい。一口食べただけで素材の味がしっかりと感じられる。
店主の武藤さんはパン作りに携わって約10年。専門学校でパン作りの講師もしており、昨年8月に独立して『ブーランジェリー リュミエール』をオープン。
小麦粉の旨味・甘みを存分に引き出すために低温で長時間発酵させ、手間を惜しまず丁寧に作られた本格派のフランスパンは、どれも素材の味がしっかりと感じられ、ハード系パン愛好家の心を鷲づかみ。早くも市外からわざわざ足を運ぶ常連さんもいるとのこと。
そしてハードパンだけではなく、ジュエリーのように見た目も美しいフレッシュフルーツのデニッシュも見逃せない。
こちらも人気商品で、残り一つだったフレッシュオレンジのデニッシュをなんとかゲット。サクッとした生地の中はしっとり。カスタードは甘さ控えめでフレッシュオレンジの爽やかな酸味とのバランスが素晴らしい!ティータイムにオススメだ!
また店内にはイートインコーナーがあり、サービスのコーヒーと一緒にその場で味わうことができるのもうれしい。
食事やティータイム、お酒のおつまみ、あらゆる生活シーンに溶け込むパン作りがモットーという武藤さん。
『ブーランジェリー リュミエール』へ行くと、今まで知らなかった新たなパンの美味しさに出会えるかも。
TEL:0266-75-1778
住所:長野県茅野市宮川1265-4
営業時間:10:00~18:30(売り切れ次第終了)
定休日:火曜日 ・第3水曜日