蓼科牛をじっくり堪能!冬は食べ歩きのベストシーズン!!
蓼科高原はここ数年暖冬傾向にあり、雪が少なくなったおかげなのか、以前に比べて冬の来訪者が多くなったような気がする。
飲食店も来客が見込めるようになってきたのか、冬も休まずに営業するお店が増えてきた。
なかでもおすすめなのが蓼科牛生産者直営の焼肉店「いっとう」。蓼科牛とは、蓼科山の東麓にある立科町の肥育農家が生産している牛肉で、関西、関東といった大都市圏への出荷が中心だという
「いっとう」は、その名の通り牛を一頭まるごと調理しており、地元に流通するのはごくわずかといわれる蓼科牛の希少部位まで味わえる。
運がいいと、一頭からごくわずかな量しか取ることができない“イチボ”が「日替わり特選ランチ」に登場することもある。
上質な肉はタレなど付けず、ワサビと塩をちょっぴり付けて食べるのがおすすめ。肉そのものの味が堪能できる。
しっとり、まろやか、脂の上品な甘さ…。赤身と霜降りの美味しさを一度に味わえるような贅沢さ。濃厚なのに後味がスッキリしており、何枚でも食べられそうなほど。
このさっぱりとした上質な脂と旨みのある赤身は、蓼科牛の特徴であり、舌の肥えた都会人に好評で、需要に供給が追いつかないらしい。
そして「いっとう」には、牛骨でダシをとった特製ラーメンもある。
牛のうまみが溶け込んだコク深い味わい、まろやかな口当たりは、他では味わえないもの。贅沢にもローストビーフがチャーシューの替わりに添えられている。
夏のハイシーズンのように混み合わない冬は、希少な蓼科牛をじっくり味わえるので、ありがたい。もしかしたら冬は食べ歩きのベストシーズンかもしれない。