2023年、リゾート施設が続々と誕生した蓼科高原
蓼科高原は未だ本格的に雪が降ることもなく、おだやかな年の瀬を迎えている。
蓼科湖は薄氷が張ることもなく、キラキラ輝く水面に鴨が浮かび、眺めているとほっこりした気持ちになってくる。
小春日和の陽気に誘われて湖畔を散歩する人も多く、今が冬であることを忘れてしまいそうだ。
今春オープンした「蓼科ベース」内のベーカリーやレストランも通常営業しており、コンスタントに来店している。2023年度は、集客力のある施設が続々とオープンし、冬=オフシーズンというイメージは薄らいできた。
そして今年話題となった新スポットとして外せないのが、こちら!
異次元への入口でも、SF映画のセットでもありません。
ここは、今夏、蓼科中央高原にオープンした「信州酒ミュージアム」の入口ドーム!長野県の地酒(一升瓶)が周囲360度の壁一面にびっしりと敷き詰められている。
長野県には酒蔵が80箇所あり、その数は全国第2位。各蔵の多種多様な銘柄が一堂に会する様は、圧巻の一言。1,800本にも及ぶ一升瓶がぐるりと囲む唯一無二の空間だ。
「信州酒ミュージアム」には、信州の地酒やワインの専用貯蔵庫を備えたショップがあり、買ったお酒を店内で飲める〝角打ち〟コーナーも用意され、試飲(有料)もできる。車の運転をしない場合、気になる銘柄の利き酒が楽しめる。
12月22日から「年越し・年始の酒・ワイン販売会」が開催されるので、新年用のお酒選びに、ぜひ立ち寄ってみたい。