早足でやってきた、蓼科の春。
一足遅く春がやってくる蓼科では、例年だと、そろそろ桜が咲きはじめる頃なんですが、4月中旬に早くも満開。
別荘地より標高の低い茅野市街は、4月上旬に見頃となっていました。
樹の枝にはすでに無数の芽が膨らみはじめ、今春は芽吹きも早いよう。この分だと、ゴールデンウィークには新緑に彩られる見込みです。
暖かくなったと思ったら雪がチラついたり、季節のはざまは天気も気まぐれ。
夜ちょっと冷え込んだ朝には、八ヶ岳の中でも標高の高い赤岳や横岳が真っ白に雪化粧していたり、日々変化する山の風景は見ていて飽きません。
蓼科山や北横岳にはまったく雪がなく、芽吹きを待つ春の装い。
里に下りていた野鳥たちも別荘地内に戻ってきたようで、囀りが賑やかになってきました。
森が目覚めていく様子を目の当たりにできる春の蓼科は、目に映る物全てが新鮮です。