特急あずさ号、E257系から新型E353系にバトンタッチ
特急あずさ号として2001年12月から中央東線を走ってきたE257系が、2019年3月16日のダイヤ改正で新型のE353系に切り替わることになった。
これまで茅野駅〜新宿駅間を数えられないほど乗ってきたE257系が、中央東線から姿を消してしまうのは、なんとなく寂しいような気もします。
E257系が登場した頃は、スマホは無かったし、インターネットもISDNとかADSLの時代。車両の中でノートパソコンを開く人も見掛けなかった。
新型のE353系は、全座席にコンセントが設置され、スマホもパソコンも充電可能。移動時間に、バッテリーの残量を気にすること無く、仕事したり、メールのやりとりをしたり、あれこれできる。
便利になるが、駅の売店で買った雑誌読んだり、うたた寝したり、車窓の風景を眺めたり、そんな昔ながら特急旅がしたいなぁと思ったりもする。
そんなノスタルジーをあずさ号に求めそうになるが、新型のE353系は、乗り心地や車内の空調がE257系とは桁違いの快適さ。特にシートは、身体にしっくり馴染む感触で、とても心地良い。茅野駅〜新宿駅間の2時間少々の乗車では腰が痛くなることもない。
時代の変化とともに進歩する技術は、実に素晴らしい!
とはいえ、やっぱり一抹の寂しさがありますね。
長年親しんだ特急電車が走らなくなるっていうのは。
E257系、長い間お世話になりました。