秋深まる
チェルトの森別荘地内は今が紅葉のピークである。
モミジなどの広葉樹が赤く染まり、
カラマツは陽に照らされて黄金色に。
チェルトの森にはそれぞれ趣きの異なる
三つの街区があるのだが、今回はそれぞれの
秋模様を街区ごとに紹介したい。
秋の別荘地内。ざわざわという風にふかれて
色づいた葉が、ハラハラと舞い落ちる。
柳川街区。【やながわがいく】
阿弥陀岳に向かって延びる通りは実に爽快。
槻の池からは天狗岳も見え、
天体観測するのもいいかもしれない。
流れ清水街区。【ながれしみずがいく】
大きなカラマツなどが木陰を作り、
趣きのある白樺や広葉樹の木々も多彩。
成熟した細道をゆっくり歩きたい。
鳴岩街区。【なるいわがいく】
くねくねと曲がった道路の先に時折顔を
覗かせる山々。
八ヶ岳や南アルプスも見えるスポットもあり
車を停めて眺めていたくなる。
紅葉は一番の見ごろを迎え、
これからは落葉していくだろう。
先日八ヶ岳は初雪もあったようだ。
秋から冬へ。
鮮やかな彩りが減るのは寂しいものの、
冬は雪冠をかぶった山々など、
荘厳な景色が見事に見えることも。
蓼科高原の自然は色あせることはない。