諏訪湖全面結氷、5年ぶりに〝御神渡り〟に期待大!
10年に1度といわれる大寒波の影響で、記録的な寒さとなっている日本列島。諏訪地方も例年よりも冷え込んでおり、諏訪湖が全面結氷する日が増えてきた。
諏訪湖が全面結氷すると期待されるのが〝御神渡り(おみわたり)〟。ここ数年は暖冬だったため2018年以来出現していない。冷え込みが続けば、5年ぶりに見られそうだ。(下の写真/2018年2月撮影)
〝御神渡り〟とは、南の岸から北の岸へかけて氷が裂けてせり上がる現象で、諏訪大社上社の建御名方命(男神)が下社の八坂刀売命(女神)のもとへ通った道筋といわれている。
〝御神渡り〟が出現すると、八剣神社の宮司と氏子たちが建御名方命の通った道とされる氷の亀裂を拝観し、その年の農作物、社会情勢の吉凶、気候雨量等を占う「御神渡り神事」が執り行われる。
諏訪人は、大寒波なんてなんのその!全面結氷した諏訪湖を貫く〝御神渡り〟の出現を、今か今かと待っている!!