秋の風物詩、黄金色の水田と純白のそば畑
標高の高い八ヶ岳西山麓では、稲が実る時期が太平洋側の平野部よりも遅い。
9月半ばを過ぎ、八ヶ岳エコーライン沿いに広がる田んぼの稲穂が黄金色に輝き始めた。
これから10月にかけて、稲刈りの最盛期を迎える。
以前、標高1,000m前後の茅野は米づくりにあまり向いていないと言われていたが、温暖化の影響や品種改良により美味しいお米が実るようになった。
なかでも茅野市米沢の米は、米食味ランキングで国内最高ランクの「特A米」の評価を得ている。
また、年々、遊休地を活用したそば畑が増え、あちらこちらで白い花を絨毯のように咲かせている。
八ヶ岳をバックに輝く黄金色の水田と純白のそば畑は、秋の風物詩だ。