壮大!爽快!蓼科スノーリゾート初滑り!!
晴天に恵まれた年末年始、蓼科高原は青空がどこまでも澄みわたり、八ヶ岳はもちろん、南・中央・北アルプスの山々がくっきり。
そこで、白く輝く荘厳な山並みを望みながらスノーボードを楽しもう!と、『ピラタス蓼科スノーリゾート』へ出かけてみた。
『ピラタス蓼科スノーリゾート』の最高地点は、国内スキー場標高ランキング第3位を誇る標高2240m。壮大なマウンテンビューを望む開放感あふれるスノーボード&スキーが堪能できるのだ。
朝、『ピラタス蓼科スノーリゾート』に到着すると、レンタルショップにはすでに行列ができ、ゲレンデは大賑わい。年末年始休暇を利用して訪れているファミリー客が多いようだ。
『ピラタス蓼科スノーリゾート』には普通のリフトもあるが、『北八ヶ岳ロープウェイ』で一気に標高2240mの山頂駅までのぼり、そこから滑走する樹氷コースがおすすめ。
幻想的な白い森、雄大な自然美を味わいながら、ゆったりと滑ることができる。
山頂駅に到着すると、成層圏を思わせる群青色の空と純白の樹氷が出迎えてくれ、言葉を失うほどの美しさ。
スノーシューで幻想的な雪原を散策する人も多く、いくつかのグループが坪庭のコースや縞枯山方面へ向かっていった。
樹氷コース入口でボードを履き、いざ滑走!
滑りだしはなだらかで、樹氷コースの名の通り森に包まれた自然の醍醐味が味わえるコース。しばらく行くとカーブに差し掛かる。
カーブを曲がると視界が一気に開け、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳のパノラマビューが眼前に! 雪原の彼方に広がる山並は実にダイナミック!!
しかも標高2000mオーバーのゲレンデは雪質が良好で、パウダースノーを楽しみながら滑走距離4kmのロングランを楽しむことができる。
そして、バスツアー客の来場がいないためか、年末年始のハイシーズンにも関わらず比較的混雑しないのも魅力のひとつ。広い斜面を快適に滑ることができた。
頂上からのロングランを3回繰り返し、夕刻、最後の山頂へ。
西に大きく傾いた陽射しに照らし出される西南斜面のゲレンデには、樹々の長い影が伸び、昼間とは全く別の多彩な表情をみせる。
夕陽に照らされ一層神々しさを増すアルプスの山々。青空と夕陽が織りなすグラデーション…。多くのスキーヤー達があまりの美しさに立ち尽くしていた。
これから積雪量が増していく蓼科高原。
さらに深まる白銀の世界に期待が高まるばかり。
今シーズンも通い詰めることになりそうだ。